相武台病院様
2023年2月15日（水） 18:00
第３回は相武台病院の管理栄養士
竹内 由希子様をインタビュー形式でご紹介いたします。
座間市にある相武台病院様の理念は
「地域に密着した医療・介護」
「地域に求められる医療・介護」
「優しさと思いやりのある医療・介護」です。
また、特徴として下記の3つの病棟があります。
①地域包括ケア病棟
（救急の受入れ、術後管理、在宅療養を支援する為の
社会的入院の受入れを行う）
②療養病棟
（長期療養を必要とする脳梗塞後遺症等の患者さんに
日常生活の援助・医療ケアを行う）
③介護医療院
（要介護高齢者の長期療養・生活のため
介護や機能訓練を行う）
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Q1. 管理栄養士を目指したきっかけ
食べることが好きで、
始めは商品開発がしたいと思っていました。
短大卒業後、川崎にある病院で
委託給食の職員として働いていた時に、
病院職員の中にとても魅力的な管理栄養士さんがいらっしゃり、
自分も管理栄養士になりたいと思いました。
実務経験２年で管理栄養士国家試験に合格し、
「相武台病院」へ転職し、産休・育休を経て現在に至ります。
Q2. 業務内容
主に栄養指導、給食管理（調理は委託）、
病棟栄養管理をしています。
3名の管理栄養士で仕事を均等に分担しているので、
オールマイティーに様々な業務をすることができます。
11月には「座間市民ふるさと祭り」に栄養科主催で出店し、
お野菜の直売と共に
「機械に手をかざすだけで普段の食事の野菜摂取量を
測定できるベジチェック（協力：カゴメ株式会社様）」を使い、
来場の皆様に野菜を摂取することの重要性を
体感していただきました。
Q3. 管理栄養士としてのやりがい
栄養相談をすることが大好きです。
初回は、病気になって落ち込んでいた患者様も、
食生活について自宅で実現可能なことをアドバイスし、
継続して栄養相談を受けてくれて、次に来た時には
「（前回教えてもらったことを）やっているよ」などと
笑顔になっている姿を見ることができると嬉しいです。
また、「食事を食べられない」患者様に
嗜好をヒアリングして可能な限り食事として提供したり、
他の職種の方と連携して食の形態を変えたりする
（刻みやとろみをつける）ことで、
患者様の摂取量が増えた時もやりがいを感じます。
特に、地域包括ケア病棟では患者様が退院できるよう、
食事の摂取量を落とさないように努めています。
Q4. 栄養科が力を入れていること
行事食・イベント食です。
行事食とは、季節ごとの伝統行事、
もしくはお祝いの日に食べる
特別な料理や食べ物のことです。
イベント食は、企画した要素があるものです。
入院中でも四季の訪れを感じていただけるよう、
旬の食材を取り入れた行事食、
楽しみや癒しになるようなイベント食を
毎月１回以上提供しています。
2月3日節分の日の行事食・おやつです。
「ひなまつり」、「花まつり」、「こどもの日」、
「入梅」、「立秋」「十三夜（栗名月）」「クリスマス」などの
行事食を昼食やおやつとして提供しています。
その他にも「いちごの日」「抹茶の日」「どら焼きの日」
「蒸しパンの日」「バナナの日」「中華まんの日」
「ロールケーキの日」などのイベント食を
おやつとして提供しています。
Q5. ミールタイムの良いところ
資料が豊富で良いです。
特に、食品の食塩相当量などを
実物大の写真付きで掲載している
「実物大でわかる」シリーズが好きです。
「ミールタイム」に掲載された過去の資料も
自分でラミネート後にファイリングをして
患者様への栄養相談の時に利用しています。
Q6. 管理栄養士として今後やりたいこと
「在宅訪問管理栄養士」の資格をもっていますが、
まだ実施できていないので、
今年は1件でも在宅訪問がしたいです。
病院に来ない、または来ることができないけれど、
食事のことで困っている方の所へ
栄養相談をしに行きたいです。
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竹内様、ご協力ありがとうございました。
「患者様のご飯を食べている姿や笑顔を見ることが好き」
とおっしゃる竹内様が印象的でした。
行事食・イベント食の年間予定表を拝見して、
平均すると月４回ほど行っていらっしゃり
「目の日」には「ブルーベリー」を使った
おやつが提供されていました。
おやつは可愛らしく装飾されていて、
患者様の喜ぶ姿が目に浮かびます。
また、「ミールタイム」の過去の資料を
何年もの間ファイリングしていただき
大変嬉しく思います。
ミールタイムネットのトップページの
下の方には「健康管理ツール」がございます。
ミールタイムに掲載された過去の資料が
どなた様でもご覧いただけます。
弊社独自の資料もございますので、
是非、ご利用くださいませ。