桜ヶ丘中央病院様

第42回は、大和市にある桜ヶ丘中央病院 
管理栄養士の菅井 恵理菜 様をご紹介いたします。

こちらは1983年(昭和55年)4月に、小田急江ノ島線桜ヶ丘駅近くに
開院し、急性期から慢性期まで、また小児からお年寄りまで地域の方に
幅広くご利用いただいている病院です。

ここからは菅井様にインタビュー形式でお答えいただきます。

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1.管理栄養士を目指したきっかけ

 自分が病院に入院したことがあり、その時の食事が
 炊き込みご飯など、凝っている料理ばかりでとても美味しく
 「管理栄養士」の存在を知りました。

2.業務内容

①病棟の栄養管理
 現在、回復期の病棟を担当し、
 入院時の(医師が家族に病態説明をする)ICの参加や
 カンファレンスに参加しています。
 ミールラウンドでは、担当の患者さんがどのように、
 どれくらい食べてるのかを見て、
 必要に応じて医師や看護師、言語聴覚士と食形態について
 相談をします。
 
②外来栄養指導
 対象は糖尿病・高血圧の方が多く、
 新規・継続どちらも行います。

③献立管理
 入院中の患者さんの食事の献立を作成。
 28日分のサイクルメニューと月2回行事食を行っています。

(パエリヤ、ガスパチョ、シーザーサラダ、バスクチーズケーキ)

(まぐろ丼)

3.栄養科として力を入れているところ
 当院の特徴は、給食は委託会社が入っていますが、
 病院栄養士が病棟管理を行いつつ、献立管理にも
 関わることができる点です。実際に担当している
 患者さんからのご意見を献立に反映したり、
 自分が立てた行事食を患者さんが召し上がっている姿を見たり、
 感想を直接聞くことができます。

 また、できるだけ患者さんの要望に応えられるよう
 基本メニューに加え、プラスメニュー、選択メニュー、
 特別メニュー、おやつなどを提供することができます。
 (医師の許可が必要となります)
 例えば、特別メニューは+400円で牛ステーキ、
 +1,000円でうなぎ蒲焼に変更できます。
 食欲が低下している方には「セレクトメニュー」から選んでもらい、
 提供しています。
 詳しくはこちらに掲載しています。

4.やりがいを感じる時
 患者さんの栄養状態・身体状況が良くなった時、
 食事を食べられるようになった時、
 元気になった姿を見られた時にやりがいを感じます。

5.今後管理栄養士としてやりたいこと
 臨床の知識を高め、「NST専門療養士」の資格を取りたいです。
 また、医師や看護師など医療スタッフと信頼関係を築いたり、
 病棟に足を運んでたくさんの方に
 顔を覚えてもらいたいと思っています。
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菅井様、ありがとうございました。

行事食が、とてもおしゃれで美味しそうですよね。
委託会社が入っていても、病院の管理栄養士が献立管理にも
関わることができる点が、良いですね。
基本のメニューに加えて、選択メニューや特別メニュー、
セレクトメニューなどを準備し、患者様の要望に
柔軟に応えてることができて素敵だと思いました。

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