あびこ病院様

本日は、大阪市住吉区にございます、
医療法人慈心会あびこ病院様をご紹介いたします。

管理栄養士の有川 枝穂様にお話を伺いました。

現在直営で給食管理を行っているため、
配膳のチェックや食数管理、発注業務などを
中心に取り組まれており、病棟での栄養指導も
行っていらっしゃいます。

療養型病院ということもあり、ご入院される患者様は
長期的にご入院される方が多いそうです。
そうなったときに、食事は患者様にとって
大きな存在になりますね。
ご提供されるお食事を楽しんでいただけるように、
行事食の提供をされています。

7月ということで七夕にちなんで、
サイダーゼリーを手作りで作られたそうです。
四季の変化を感じていただくことで、
患者様にとっても長い入院生活を支える
心のよりどころになりますね。
先ずは、口から食べられることを目指し、
患者様に楽しみをお届けできるように
栄養課様全体で取り組まれています。

力を入れている事
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現在は週に1回、褥瘡患者様の選定を行い、
食事提供の仕方を検討されていらっしゃいます。
STさんや医師に提案をし、褥瘡治癒の為に
最善を尽くされています。

徐々に褥瘡が目で見て良くなっていくこと、
そして、口から食事が摂れるようになることで
体重が増えたり、血色がよくなったり変化が見える事が
栄養士としてやりがいに繋がると言います。

栄養指導は80歳以上の方が多く、
何か制限するとかではなく、
先ずはしっかり召し上がって頂くことを
優先されているそうです。

これから更に褥瘡のある患者様の治療に携われるよう、
病棟に行く機会を増やし、お一人おひとり
患者様の状態に合わせた対応していきたいと教えてくださいました。

こうしたサポートのお陰で、昨日まで召し上がれなかったものが
召し上がれるようになったり、体重が増えたり、
変化をもたらしてくれているのだなと実感致しました。
私達も退院後の食事を確りサポートできるよう、
一人ひとりに合わせたご提案をしてまいります。

貴重なお話をありがとうございました。
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