聖マリアンナ医科大学病院様

第37回は、聖マリアンナ医科大学病院 管理栄養士の鈴木由希子様を
ご紹介いたします。

こちらの病院では、先月から職種ごとにユニフォームが
リニューアルされ、栄養部はビタミンカラーの
「オレンジ」になりました。
2023年4月から専従・担当管理栄養士が各病棟に配置されていますが
明るく、とても目立つユニフォームのため、
他職種、患者様からも声を掛けてもらえることが多くなり、
コミュニケーションをとりやすくなったそうですよ。

また、グループ病院である聖マリアンナ医科大学病院と、
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、
川崎市立多摩病院共通で栄養部のバッジを作ったそうです。
「Dietitian」とは、「栄養士」です。

ここからは、鈴木様をインタビュー形式でご紹介いたします。
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1.管理栄養士を目指したきっかけ
 高校生の時に、将来について考える授業があり、
 「食べることが好き」なこと、陸上部のマネージャーを
 していたことなどから調理より「食」で人と繋がり、
 サポートできる「管理栄養士」を知り、目指しました。
 大学2,3年生の時に、TVで訪問管理栄養士の中村育子さんを
 見たことがきっかけで医療について調べ、
 病院管理栄養士を目指すことにしました。

2.業務内容
 ①病棟栄養管理
  リウマチ・膠原・アレルギー内科、総合診療内科、
  そして緩和ケアの専任管理栄養士です。
 ②後輩の教育
  例えば、急性期では「栄養を摂る(入れる)」ことが多いのですが、
  患者さんの状態によっては「栄養を減らす」ことも
  必要になる場合があり、臨機応変に対応しなければならないこと
  などを、後輩に指導をしています。 

3.仕事のやりがい
 患者さんと話をして、今「食べたいもの」や昔好きだった食べ物などを
 ヒアリングするなど、入院中に食べられるものを
 提供できるように調整します。
 場合によっては医師や看護師と相談して、
 持ち込み可能にしてもらうこともあります。
 このように、しっかり栄養を摂ることができた結果として、
 「体重を減らさずにすんだ。」
 「治療をスムーズにできた」という話を聞くことが
 できたときにやりがいを感じます。

4.管理栄養士として今後やりたいこと
 幅広い疾患に対応できるようになりたいです。
 また、NST専門療法士の合格を目指して試験に挑戦したいと
 思っています。

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鈴木様、ありがとうございました。

オレンジ色のユニフォームが本当に華やかで、
周囲を明るく照らす太陽のような印象を受けました。
管理栄養士の存在感がぐっと増したので、
ユニフォームをオレンジ色にすることは
とても斬新で素晴らしいアイディアだと
感銘を受けました。
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下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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