ベルピアノ病院様

本日は大阪府堺市にございます、
ベルピアノ病院様をご紹介いたします。

ベルピアノ病院様は192床の病床数があり、
下記のような3種類の病棟機能があります。
①回復期病棟
②地域包括ケア病棟
③医療療養病棟
栄養管理室ではNSTや褥瘡・嚥下等のチーム医療に参加し、
各病棟での栄養管理に努めていらっしゃいます。
そして病院のテーマで、
『帰ろう、住み慣れた街、住み慣れた家へ』を掲げていらっしゃり
可能な限り実現できるよう訪問栄養指導にも力を入れています。

今回栄養管理室の中塚 佳歩様にお話しを伺いました。

病棟でも在宅に訪問したときでも意識しているのは、
QOLの向上の為、希望をできる限り叶えてあげられるよう
“何を一番食べたいか?”“何が一番嬉しいことなのか?”を
考えて患者様と接しているとお話してくれました。
特に訪問の場合は栄養指導が嫌になってしまったら、
2回目以降家に伺うことができなくなってしまうかもしれません。
患者様とのコミュニケーションが大切です。

お写真は在宅訪問の様子です。
患者様も中塚様との会話を楽しまれている様子が感じられ、
患者様がその「時間」を楽しみにされているんだろうなと
こちらも伝わってまいりました。

患者様のお話は否定をせずに、どうやったら、
その希望を叶えられるか、多職種との連携も大事です。
月に2回までの訪問になりますので、
次の訪問までに間が空いてしまう為
ケアマネさんや看護師さん、理学療法士さんとも
情報共有しながら患者さんの状態を把握しています。

以前は急性期の病院にお勤めで
言語聴覚士さんにお任せする場面が多かったそうです。
しかしこちらの病院で在宅訪問をするようになってから、
自分で判断をしないといけない場面が増え、責任もありますが
家に帰った後の患者さんの明るい笑顔を実際に見ることができ
やりがいを感じると教えてくださいました。

実際に訪問に行くことで、退院時の栄養指導でアドバイスした
とろみの付け方が自宅でうまくできておらず、
ただ伝えるだけではだめだと反省されたケースが
あったそうです。

これまで退院後の様子が分からなかったけれど、
在宅に戻っても関わっていける、そして自分の目で
見ることができるのは在宅訪問栄養指導の
素晴らしい点かと思います。

これからは患者様が低栄養になる前にサポートできるよう、
予防にも力を入れていきたいと今後の展望を話してくださいました。
栄養管理室様では、定期的に『訪問栄養指導だより』を
作成したり、市民講座等を開催されて
広く予防のための情報発信をされていらっしゃいます。
こうした取り組みから、一人でも多くの方の健康に
携わっていきたいという想いが感じられました。

お話の最中も、中塚様の笑顔が素敵で、
きっと患者様もこうして明るくお話をしてくださる姿に
元気をいただけているのだろうと感じました。
貴重なお話をありがとうございました。
今後のベルピアノ病院様のご発展に
少しでもお力になれるよう、
弊社もサポートさせていただきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
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