神奈川病院様

今年度から入社し、初めてブログを担当させていただきます。
私は、生きていく上で必要不可欠な「食」の知識を持つことで、
自分だけでなく多くの人の人生を豊かにできると思い
管理栄養士になりました。

第16回は独立行政法人国立病院機構神奈川病院
管理栄養士 三原 鳳華様をご紹介いたします。

神奈川病院は、秦野伊勢原地区の地域医療の中核を担い、
信頼される病院づくり、良質な医療の提供をしています。

ここからは、三原様をインタビュー形式でご紹介いたします。

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Q1.管理栄養士を目指した理由
食べることが好きで、
どのように栄養素が体に影響するのか興味があり、
高校生の時から病院で働きたいという強い思いがありました。
そのため、関東信越グループに採用されたときは、
とても嬉しかったです。
ゆかりのない神奈川県への配属でしたが、
様々な病院で多くの経験を積みたいです。

Q2.業務内容
担当病棟の栄養管理、献立変更、
アレルギー禁止対応、発注変更です。
厨房とのやり取りが多くありますが、
日々のコミュニケーションの大切さを実感しています。
厨房の方からのご質問・ご指摘をいただくためには、
信頼関係を築き、より身近に感じてもらう話し方を心がけています。

今年度は担当病棟が交代制になっており、
現在は呼吸器・結核病棟を担当しています。
これまで2年間は重度心身障害児(者)と接することが多く、
対応する患者様がすぐに変わる現在は、
先輩方に助けられてばかりです。

Q3.栄養管理室の特徴
結核患者様や重度心身障害児(者)が入院しているのは、
神奈川病院ならではの特徴です。
様々イベントのための食事やおやつを考えています。

当院は、基本的に3食米飯を提供していますが、
主食がパンに変更になるお好み食を
朝食で実施しています。
今年の3月から昼食にも拡大し、
丼ものや麺類、炒飯なども提供しており、
患者様から好評です。
また、「うなたま丼」を提供したことも
とてもお喜びいただけました。
本物のウナギを使用しているので、
私も患者様に配膳されているのを見て
嬉しかったです。 

Q4.管理栄養士として今後やりたいこと
がんの患者様とお話する機会があり、
「がん病態栄養専門管理栄養士」を取得したいです。
そのためにも、様々な病態を経験して何に対しても
対応できるようになりたいです。

まずは、病態栄養専門管理栄養士になることが先決ですが、
いずれはがん患者様の対応をメインとして活動したいと考えています。
次に、先輩方のように判断力が速くなりたいです。
明後日使用する食材が入荷できないとわかり、
先輩方がスピーディーに対応している中「何をすればいいですか」
と聞いたときに、力不足を痛感しました。 

まだまだ未熟ですが、「先生のおかげで数値が改善しました」と
喜んでいる患者様を見られることや、
患者様に顔を覚えていただけることがうれしいです。

今後も、病院栄養士としてずっと働きたいです!!

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三原様、ありがとうございました。

神奈川病院は、私が大学3年生の春に
実習でお世話になっておりました。
久しぶりにお会いできて、心から嬉しかったです。
三原先生の学生時代は、コロナ禍により病院実習ができなかったようで、
時間を見つけては、実習生の隣で興味深そうに見学されていました。
実習や今回のインタビューを通して
病院勤務への熱意が伝わってきました。

三原様の今後の病院栄養士としてのご活躍、心より祈念しております。

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下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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