平塚共済病院様
2024年5月8日(水) 18:00第33回は、平塚共済病院 管理栄養士の香川 哲也様をご紹介いたします。
平塚共済病院様は、大正8年に開設され、令和元年には創立100周年を迎えました。
当初は海軍共済組合の施設でしたが、現在は湘南西部における
地域医療支援病院となっています。
ここからは、香川様をインタビュー形式でご紹介いたします。
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1.管理栄養士(栄養士)を目指したきっかけ
始めはスポーツ栄養に興味があり、専門学校に進学をしました。
卒業後は給食委託会社に就職し、病院の厨房業務をしているうちに
栄養管理にも興味が出てきて、病院の栄養士になりたいと思いました。
2.業務内容
①NST(Nutrition Support Team, 栄養サポートチーム)
NSTとしてチーム活動を行い、他職種と連携することは
良い経験になりました。
7~8年程行った後、後輩に引き継ぎました。
②早期栄養介入管理
現在は、ハイケアユニット(HCU:ICUから移されてきた高度治療室)の
対象患者さんの栄養管理や栄養指導を専任として行っています。
③全体業務
主任として栄養管理と、厨房を含め給食管理全体の業務や後輩育成などを
行っています。
3.栄養科の特徴
「直営給食」であることで、患者さんの要望をすぐに反映できるところが強みです。
食材費が上がっていますが、美味しさと質を保つために
直営だからこそできる工夫として
生鮮食品を中心に活用し、冷凍食品の利用は少なめに、
そしてロスが少なくなるよう臨機応変に調整をしています。
手間をかけて仕込みをしたり、調理師さんの技術により
「美味しい」と感じてもらえるよう
調理師さんも加わって、メニューの考案をしています。
「常に安全で思いやりのある食事の提供」を理念とし、
給食係長の方針として「食べ慣れている王道の美味しい食事」を
提供しています。
患者様から嬉しいお手紙をいただくことも増えてきました。
厨房との共有や連携も欠かさずにしています。
4.管理栄養士として今後やりたいこと
これからは管理栄養士の病棟配置を、ゆくゆくは在宅も進めていきたいです。
また、栄養士にとって「給食管理」も重要であることは大前提なので
今後は「患者さんや病院のために『栄養科として』何ができるか」を考え、
後輩にも歩んでもらえるような道を作っていきたいです。
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香川様、ありがとうございました。
価格を抑えながら、美味しさと質を保つために
仕込みに時間と手間をかけて丁寧に作られているそうで、
他の施設から来た調理員さんは、仕込みの多さに驚かれるそうです。
「給食だから」ではなく、「給食だけど」できる美味しいメニューの提供を
心がけているそうですよ。
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下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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