さくらクリニック様

桜の開花情報が各地から届き、
すっかりお花見の季節になりましたね。
とても綺麗な桜の映像で春の訪れを感じています。

さて、本日ご紹介させていただきますのは、
阪南市にございますさくらクリニック様です。
管理栄養士の田中静子様にお話しを伺いました。

さくらクリニック様は外来診療はもちろんのこと、
24時間体制で在宅医療に取り組む診療所でもあります。
さくらクリニックを運営されているさくらグループ様では、
デイサービスセンターやサービス付き高齢者向け住宅なども
運営されております。

田中様は、現在のクリニックにお勤めになって10年です。
これまで接してきた患者様とのやり取りを
振り返っていただきました。

_________________________

【普段の栄養相談】

医師が訪問診療をしている間に、
診察室を利用して栄養相談をされていらっしゃいます。
そこではカルテを共有することができるので、
「どんな治療をしている方なのか」を理解しながら
栄養相談ができる利点があるそうです。

患者様は、10年経つと身体の状態も変わってきます。
お元気だった方も杖を使うようになってきたなど、
身体の変化も目にしているので、
その方の生活背景を意識してお話を
心がけていらっしゃいます。

田中様がバックの中から徐に取り出してきたのが、
塩分測定器でした。
ご自身で持ち歩いていらっしゃって、
患者さんにも機会があれば
お味噌汁を持参していただいているそうです。

「栄養相談というよりは、世間話に近いですよ」と
笑ってお話してくださいましたが、
昨今のコロナ禍で、人と会う機会が
減ってしまったという患者様も多いので、
田中様と接するということ自体が
大切な時間になっているのではないかなと感じました。

___________________________

【これからやっていきたいこと】

栄養ケアステーションとしての動きを活性化していきたいと
お話してくださいました。

栄養ケアステーションとは、
地域住民が栄養ケアの支援・指導を受けることのできる
拠点となるところの名称です。
日本栄養士会さんでの認定が必要になります。

クリニックでの活動に加えて、
貝塚市でも活動されていらっしゃいます。
過去には、ケアマネさんなどを対象とした勉強会に
私も参加をさせていただき、
ミールタイムの試食会など実施いたしました。

地域の方の心強いサポーターとして活動されている田中様。
個人だけではなかなか難しいと仰っていましたが、
多職種で連携を図り、地域の方の健康サポートを
続けていらっしゃいます。
___________________________

弊社も、地域の方の健康維持の為、
食を通じて一緒にサポートさせていただきます。

貴重なお時間をいただきありがとうございました。

————————————————————————
下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
神奈川で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
AKABANE TECH BLOG
————————————————————————