東住吉森本リハビリテーション病院様

本日は、東住吉区にございます、
東住吉森本リハビリテーション病院様をご紹介いたします。

一つの特長として、専門外来があります。
急性期病院で手術や治療を受けて退院した後に、
「手足が動かしづらい」
「着替えがうまくいかない」
脳梗塞による高次脳機能障害では
「もう一度働きたいけど物事を忘れっぽくなってしまった」
など生活面での不安や不便さを抱えている方も
いらっしゃると思います。
一人ひとりのお身体の状態に合わせた
リハビリテーションを実施する事で
その方が自宅で以前と同じように生活できるよう、
手厚くサポートをされていらっしゃいます。

管理栄養士の吉田真里奈様にお話を伺いました。

リハビリで大事なことは、いくら病院のリハビリ室で
うまくいったとしても、最終的に自宅で実践できなければ
いけないというところです。
患者様が食べること、座ること、手を動かすこと・・・等々
全て家で実践が出来るように、その方のペースに合わせ
進めていくことを大切にされていらっしゃいます。

入院患者さんとはまず入院時に、
全員の方と必ずお話をされているそうです。
入院された後も、嚥下栄養ラウンドを実施し、
今どんなことを考えているのか、
どんなことを実現させたいと思っているのか、
目標を決め、それに向かって進めていきます。

リハビリテーテーション病院様の場合、
疾患によって入院期間が決まってきます。
長期の入院になることがほとんどなので、
様々な職種の方と連携を取り、
入院生活がストレス0になるよう工夫を
されていらっしゃいました。

栄養士としてのやりがい
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お話の中で、吉田様が一番嬉しかったこととして、
食事の改善により、目に見えて状態がよくなっていく
患者様の様子を日々見る事ができることを
挙げてくださいました。

印象的だった患者さんで入院時BMI16程度だった方が、
BMI20まで改善できたこと、
そして、経鼻経管栄養だった方が経口摂取にまで
移行できたこと等をご紹介してくださいました。

吉田様は分からない事があれば、“まずは行動”を
意識されています。「きっかけがない」ではなく、
「きっかけは自分で作る」と仰っていた事が印象的でした。
お体の状態で分からない事があれば
ご自身で聴診器を用意されて、病棟に行くそうです。
忙しいではなく、どうやったら患者さんとの対話時間を増やせるか、
その為に病棟に行く時間を作り、
常に直接診るということを心がけていらっしゃいます。

そういった日々の努力と、患者さんとの何気ない会話から
ヒントを見つけだし、食事内容に反映させているそうです。

今後取り組んでいきたいこと
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NSTの立ち上げの為、現在準備を進めていらっしゃいます。
研修などで知識向上に努めたり、
他部署との連携も大事になるため、
これから準備を頑張っていきたいとお話してくださいました。

取材中、常に明るく笑顔を絶やさない吉田様。
日頃からこうして患者様と接しているのだろうと
感じられました。
吉田様の前へ前へという意識の高さ、
そして患者様の為に行動するという熱意は、
辛いリハビリを乗り越えないといけない患者様にとって
大きな支えになっていると思います。

またいつも情報提供の為、ラックにもミールタイムを
設置していただきありがとうございます!
弊社も患者様のお食事面をしっかりサポートできるよう
努めて参ります。
貴重なお話をありがとうございました。
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