ながはら病院様②

前回のブログに続き、ながはら病院様をご紹介してまいります。
本日は管理栄養士の山田祐奈様をご紹介いたします。

ながはら病院様の栄養科さんで皆様が意識されている事として、
指導の中で、『食べてはダメ』ということは、言わないということです。
継続的に栄養指導に入っていただけるかどうかは、
初回が大事になります。
そこで、もう嫌だなと思われてしまえば、
2回目、3回目の栄養指導には来ていただけなくなるかもしれません。

その為にも、教科書的なことではなく、
その方の生活スタイルに合わせて
『実行できる事』をアドバイスしているそうです。
いくら素晴らしい指導内容だとしても、
実行していただかないと意味がありません。
患者様自身が出来ること、それを先ずは第一にして、
長く患者様と栄養士が関わっていけるように
意識されているそうです。

最近透析患者様も高齢化してきており、
食事量が減っている方も多いです。
その方に対して、あれこれ制限するような内容だと
筋肉量まで落ちてしまいますので、
しっかり召し上がって頂けるよう、体力維持をできるように
その方に合ったアドバイスをされていらっしゃいます。

栄養士として意識している事、やりがい
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山田様が心がけていることとして、
できるだけ、患者さんにはお話をしていただきやすいように、
雰囲気づくりを意識しています。
指導というより、相手に合わせて話をするイメージです。
信頼してもらえるように、そして気軽に話ができる場所がある、
という安心感がまた次のステップに繋がると思うので、
会話の時に気を付けています。

とお話してくださいました。

臨床の現場にいると、授業で習っていたようなことを
実際目の当たりにすることも多くあります。
指導した内容で、患者さんの状態がよくなったときに、
このことだったんだなと実感して、患者さん自身も喜んでくれて
それがやりがいになっています


教科書内容だけの一辺倒になってしまってはいけないと思いますが、
勉強したことをかみ砕いて、その方に合わせた内容で
お伝えしていくことが大事ですね。
その結果、患者様の笑顔を見ることが出来れば、
ご提案できてよかったなと思う場面は多々あります。

栄養指導の中で痛感した、栄養士のやりがい、
そして「患者様のために」という山田様の思いを感じることが
できました。
貴重なお話をありがとうございました。

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