ながはら病院様①

本日は、東大阪市にございます
ながはら病院様をご紹介いたします。

ながはら病院様では、理念として
『常に地域と共にあり、患者様と共に歩む』
ということを掲げていらっしゃいます。
長い方は、かかりつけ病院として子供の頃から通われている
患者様もいらっしゃるそうで、世代を跨いで通院している方も多い為、
地域の方との関わりも大事にされていらっしゃいます。

また各診療科をあげて、「経口摂取の強化」に取り組んで
いらっしゃいます。
療養型の病院ですと年単位の入院生活が続きます。
そういった中で、食べる楽しみというのは
とても大きなもので患者様の心の支えにもなりますね。

「患者様の自らの口で、食事を召し上がって頂きたい」
そういった思いで、患者様一人ひとりと対話をし、
どうしたら美味しく食事を楽しんでいただけるか?を
栄養士さんも考え行動に移されていらっしゃいました。
__________________________
管理栄養士の金本絵美様にお話を伺いました。

病棟で患者様とお話していると、食事内容について
色々とご意見ご感想をいただきます。
食事の話でなくとも、雑談だったり、
また他職種の方から聞いたお話を基にして
ちょっとしたことから気付きを得られると言います。

少しの事がまた食事内容に反映出来て、
そこから食べたいという意欲に繋がることもあると
お話してくださいました。

例えば、「思い出の味」とか、
「昔からよくこの料理は好きで食べていた」等
そういった楽しみがあると、自然と食欲や意欲が増して
しっかり食事を召し上がれるようになったりします。
楽しみがあるというのは、患者様の可能性を
引き出してくれるものなのですね。

透析患者様が多いので、「食事制限」というよりは、
“しっかり食事を食べていただくこと”
その上で、一人ひとりに合わせた指導や制限の仕方が
必要になると教えてくださいました。
ゆっくりでもいいから、その方のペースに合わせて
食事を摂って頂けるように丁寧にお話する事を
心がけているそうです。

患者様とのやり取りを思い出しながら、
丁寧にお話して下さる金本様の様子から、
普段の患者様とのやり取りが伺えました。
また、他の栄養士様にもお話を伺っておりますので、
改めてこのブログでもご紹介させていただきます。

金本様、貴重なお話をありがとうございました。
———————————————————————-
下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
神奈川で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
AKABANE TECH BLOG
————————————————————————