竹川内科クリニック様①

本日は東大阪市にございます、
竹川内科クリニック様にて管理栄養士のお二方に
お話を伺いましたのでご紹介いたします。
竹川内科クリニック様は、
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、
甲状腺診療を専門とされていらっしゃいます。

管理栄養士の加藤里奈様にお話を伺いました。

先ず最初に印象的だったことは、
クリニック様で大事にされている事柄に、
“指導”という言葉を使わないというルールがありました。
栄養指導、看護指導、それぞれ上から目線のような
印象になってしまう為、栄養相談、看護相談という言葉を
クリニック全体で共有していらっしゃいます。

「話を聞いてくれる人」という存在は患者さんにとって、
大きなものだと思います。
診察時に話せていなかったことも、栄養士や看護師との
会話の中でお話してくださることもあるそうです。
小さな気付きが大きな変化に繋がることもあるので、
そういった情報を先生が診察をされる際に情報共有し
スタッフ一丸となって患者さんのサポートをされていらっしゃいます。

クリニック栄養士としてのやりがい
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加藤様が、患者さんとのやり取りで過去の反省点を教えてくださいました。
「まだ食事相談をスタートしたばかりの頃、
一人で一方的に話していて、自分だけが喋って終わっていた。
色々先輩栄養士さんからアドバイスをもらいながら、
患者さんから喋っていただけるように、そしてご自身で気付かれて、
行動に移していただけるようにしています。」


竹川内科クリニック様では、継続的な栄養相談をされており
多い方だと計60回は栄養相談に来られている患者さんも
いらっしゃるそうです。
それはきっと、一人ひとりに合わせたご提案の中で、
患者さんが気付かれ行動されていくことで、
また栄養士さんに現状を報告しよう!とやりがいを感じながら
食事療法に向かっておられるからではないかと感じました。

「栄養士として病気の方や、予備軍の方がいらっしゃる中で、
食事を通じて改善・行動が変わっていく様子を見て、
その方の人生に関われているんだなと思って、
そういう点が栄養士としてやりがいです。」

とお話してくださいました。

「クリニックの栄養士の仕事は、
せっかく入院時に食事のお話を聞いても
退院後はそれっきりで忘れてしまう方も多くなるため、
自宅療養でも食事療養を続けるためのサポートができます。
病院と地域をつなぐ役割があるので
よりその方の実生活に則した支援ができることも
大きなやりがいですね」

と笑顔で話してくださったのが印象的でした。

これから益々在宅支援が必要になってきます。
その中で寄り添ってくれる栄養士さんがいらっしゃるというのは
患者さんによっても大きな支えになると思います。
私達も在宅支援というところで、患者様のお力になれるよう、
今後も尽力してまいります。

貴重なお話をありがとうございました。
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