小林病院様(糖尿病教室)

イルミネーションが街中を彩る季節になりました。

12月22日10:00~小田原市の小林病院様で行われた
糖尿病教室に参加してまいりました。

今回の内容は、
①「薬の種類と働き」糖尿病専門医 大西哲郎先生
②「運動療法について」リハビリテーション科
③「食事療法のポイント」栄養科 管理栄養士 奥田恵子先生

①薬の話では、昔は低血糖の危険もありましたが、
最近は「血糖値が高い時だけ作用し、インスリンを促す」
安全性の高い、良い薬ができたとお話しいただきました。

自己血糖測定も、色々な種類のものが出てきて、
パソコンやスマートフォンと連携してデータ記録ができるものもあり
血糖コントロールに役立つツールが増えてきましたね。


②運動療法では、理学療法士さん指導の下、12種類の運動を全員で行いました。
いつもしっかり体を動かす、この時間もとても楽しみにしております。
なかなか日常生活の中で両手をぐっと上げる機会はないですよね。

習慣化するためのポイントは、無理に運動の時間を作ろうとせず
たまにエスカレーターやエレベーターではなく階段を使ってみるなど
日々の生活に取り入れてみることや、市の介護予防運動に参加してみることだそうです。

③食事療法のお話では、
「とんかつが食べたい時には、どうする?」など
具体的な例を出しながら、講演されていてとてもわかりやすかったです。


①ご飯を少なくする!
②キャベツをおかわりする!
③食後に運動をする!
④気にせず食べる?
⑤とんかつを諦める?

【正解】
とんかつを食べるときは、たっぷりのキャベツととんかつを
ゆっくり楽しんで、ご飯は最後に。
キャベツはおかわりしましょう。
ご飯の量はいつもより少なめに。

完璧に食事療法をやろうとして、疲れて辞めてしまう方よりも、
少し息を抜きながらも長続きしている方の方が結果が出ている傾向がある、
とのこと。

「食事療法は我慢ではなく、工夫です。
 食べたいものを食べる作戦を一緒に考えましょう」

という奥田様のお話が私の心にも響きました。

管理栄養士と栄養相談しながら
「無理なく続けられる、自分の作戦(食事療法)」が見つかると良いですね。

参加者へのお土産は盛りだくさんでした。

小林病院様では年に4回、糖尿病教室を開催されていて
素晴らしい取り組みですよね。
事前予約制で、どなた様でもご参加いただけます。

左から眞宮、溝田様、大西先生、香坂様、奥田様 ありがとうございました。

2025年最後のブログです。

今年もありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。

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赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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