海老名総合病院様

今回は、海老名市のジャパンメディカルアライアンス海老名総合病院 
管理栄養士の武石 桃奈様をインタビュー形式でご紹介致します。

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1.管理栄養士を目指したきっかけ

 中高生の頃から人体や免疫等の分野に興味があり、
 漠然と医療系に進みたいと考えていました。
 
 高校生で進路に悩んでいる時、家族の中で誰よりも食べることが大好きな祖父が
 癌を患い、食事が食べられなくなり痩せ細っていく姿を目の当たりにしました。
 何か自分にできることはあったのだろうかと考えていたところ、
 病院に管理栄養士がいて、患者さんの栄養サポートを行っていることを知りました。
 治療をしている患者さんの食の楽しみや、治療を続けるための栄養状態の維持に
 貢献したいと考え、病院管理栄養士を目指しました。

2.仕事のやりがいを感じる瞬間

 今年度から、血液内科病棟・婦人科病棟を担当しています。
 血液内科病棟では抗がん剤の副作用により、食事摂取量が減ってしまう患者さんが多いため、
 こまめに訪室し、症状を伺いながら食事調整を行っています。

 患者さんから「食べられて安心した、いつもありがとう」と声をかけていただいた時や
 少しずつ摂取量が増え、治療を終えて元気に退院される姿を見た時にやりがいを感じます。

3.心に残るエピソード

 心筋梗塞でICUに入っていた患者さんの
 入院時の栄養アセスメントや栄養管理計画書作りに立ち会い、
 ご縁があって入院中の栄養指導や退院後の外来栄養指導まで、担当しました。
 始めはラーメンの汁を飲みつくす程、塩分をたくさん摂取しがちな
 食習慣の方でしたが、栄養指導を重ねることで改善し、血液検査も良くなっていきました。、
 「これからも減塩を続けられると思います。先生にも相談して
  今日で栄養指導を卒業することにしました。今までありがとう」とおっしゃっていただき、
 嬉しい栄養指導の卒業となりました。

4.管理栄養士として今後やりたいこと

 資格取得を通し、病院管理栄養士としての専門性を高めていきたいです。
 まずは病態栄養専門管理栄養士を取得し、将来はがん病態栄養専門管理栄養士を
 取得したいと考えています。
 知識を深め、患者さんのアセスメントや栄養管理、他職種とのコミュニケーションに
 活かしたいです。
 
 また、食べられない患者さんに寄り添うことを今後も心がけていきたいです。
 頑張って食べるよう促すだけではなく、少しでも食べられたことを一緒に喜べる
 管理栄養士でありたいと思います。

 患者さん一人ひとりに合わせた食事調整を行えるよう、他職種のスタッフに
 自分から積極的に声をかけていきたいです。 

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武石様、ありがとうございました。

食生活が改善されて、血液検査結果なども良くなり、
栄養指導を卒業される方がいらっしゃると管理栄養士として
とても嬉しいことですね!!

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