湘南ホスピタル様
2025年5月14日(水) 18:00
今回は、藤沢市にある「湘南ホスピタル」の管理栄養士、榊原 大貴様をご紹介します。
こちらの病院は、地域包括ケア病棟(44床)と医療療養病棟(60床)となっています。
直営給食で、365日同じ組み合わせの食事とならないようメニュー数も豊富で、
イベント食を年に25回行っています。
特に「嚥下食」に力を入れていらっしゃる病院です。
「常食」も少しやわらかめに作られています。
また、軟菜食から展開される「刻みとろみ食」や「ミキサーとろみ食」にも
しっかりと「とろみ」をつけている点が特徴的です。
ここからは、榊原様にインタビュー形式でお答えいただきます。
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1.管理栄養士を目指した理由
祖父母が飲食店を経営していたことや、幼い頃に食物アレルギーがあったこと、
母が栄養士だったことなど、幼い頃から「食」との関わりがありました。
また、有機化学や生化学の勉強が好きだったことから、管理栄養士を目指しました。
2.業務内容
①給食管理
主に厨房や調理師の管理・検品・献立管理をしています。
②栄養管理
ミールラウンドで入院患者さんの摂食量や状態を見ながら、食事の調整をします。
カンファレンスでは出席しているご家族へ食事について説明を行います。
また、退院時に、主に嚥下障害の方を対象に栄養指導を行っています。
外来からのオーダーで、特定保健指導を行うこともあります。
3.やりがいを感じるとき
ミールラウンドで食欲のない方や、摂食量の少ない患者さんへ聞き取りを行い、
食事の調整をした結果、摂食量が増えたときにやりがいを感じます。
何度かお話をして、「栄養士」として顔を覚えていただけた時も嬉しく思います。
4.管理栄養士として今後やりたいこと
嚥下食はとても奥深いので、今後も勉強を続けていきたいです。
また、「食」の効果は、即効性がなく実感しにくいですが、
自分で選択することで、体の一部をコントロールできるというところに
「面白さ」を感じています。
広く色んな方に「食」や「栄養」について、正しい知識や有用性を
知っていただけるように管理栄養士として、伝えていきたいと思っています。

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榊原様、ありがとうございました。
また、榊原様が「管理栄養士の仕事は本当に面白いです。」と
お話されていた姿が印象的でした。
私も、「何を選択して食べるか」の積み重ねで、
身体が変わり、人生(未来)も変わっていくと思っているので
とても共感できました。
また、「嚥下食」をコード(レベル)別に何種類も展開し、
患者さんに合わせて提供されている点は、
とても理想的で素晴らしいと思いました。
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