小林病院様【糖尿病教室】

本日は小田原市にある小林病院の管理栄養士 髙阪 由紀様を
インタビュー形式でご紹介いたします。

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1.管理栄養士を目指したきっかけ 
 大学生の頃、「観光」に関する学部に所属し、
 ゼミで東京健康長寿医療センターさんと共同で
 「ヘルスツーリズム」の企画を担当しました。
 内容は、例えば、1泊2日で温泉のある宿に泊まり、
 景色の良い所をハイキング、運動療法士の講座など
 一緒に参加した仲間と楽しみながら健康になれるような
 旅行プランを考案しました。
 
 また、「食事」に関しては、東京健康長寿医療センターの
 管理栄養士さんが考えたメニューが提供され、
 「健康的な食事」についても学べるというものでした。

 その時に食事の面で人をサポートできる「管理栄養士」
 という仕事があることを知り、自分も食事を通して
 人に喜んでもらえる仕事がしたいと思いました。

 そして大学卒業後に、専門学校に通い、栄養士資格を取得しました。
 卒業後は、嚥下食に興味があり、老健の委託給食で働きました。
 管理栄養士の資格を取った後に、病院へ転職をしました。

2.「糖尿病教室」について
 季節ごとに年4回、糖尿病教室を行っています。
 1回の参加者は20名程度で、リピーターの方も増えてきました。
 診察の時などにも随時参加者は募集しています。

 現在は医師、理学療法士、管理栄養士からの講義が中心ですが、
 目標は、患者さん同士で知り合い、情報共有し、
 お互いに治療を頑張ろうと励まし合えるようなグループに
 できればよいと思っています。

 管理栄養士からの話は、毎回テーマを変え、
 患者さんご自身で適正エネルギーを計算してもらったり、
 塩分チェック表を行ってもらうなどの工夫をしています。

3.やりがいを感じるとき
 栄養指導で、お話ししたことを実践してくれて数値改善したときに
 やりがいを感じます。
 低栄養や骨折などで入院する方も多く、補食など食事を調整することで
 栄養状態が改善されて退院することも嬉しく思います。
 また、栄養指導をした入院患者さんに名前を覚えていただき、
 食事の食器返却時にお手紙で「髙阪さん、美味しくいただいております。」など
 御礼をいただくことも、「また頑張ろう」と思えます。

4.管理栄養士として今後やりたいこと
 現在、当院には糖尿病専門医の大西先生がいらっしゃるので、
 私は「糖尿病療養指導士」の資格をとって、より専門知識を深め、
 患者さんの栄養指導に活かしていきたいと思っています。

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髙阪様、ありがとうございました。

管理栄養士を知ったきっかけが「ヘルスツーリズム」という、
旅行を楽しみながら健康増進ができる、
健康リスクを軽減するようなプログラムが
組まれている企画作りということでした。
管理栄養士さんが介入して、お食事も管理されていて、
良いことづくしの旅行になりそうですよね。

「食」は生きてくうえで不可欠で、
「管理栄養士」はいろんな分野とも関わることができて
本当に面白いなと思いました。

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