横浜新緑総合病院様

今回は、横浜市緑区にある横浜新緑総合病院の管理栄養士
楡井 拓実様をご紹介いたします。

こちらは、1991年2月医療法人社団三喜会横浜緑病院として開設され、
2000年1月横浜新緑総合病院となりました。
開設当初より地域の急性期病院として運営し、
また、健診やドックを充実させ病気の早期発見と
生活習慣の改善指導も積極的に行っているそうです。

ここからは、楡井様をインタビュー形式でご紹介いたします。



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1.管理栄養士を目指したきっかけ
 中学生の時に、京都へ修学旅行に行ったとき、
 食べ物が美味しかったことが印象的で「食」に関わる仕事に
 就きたいと思いました。
 「管理栄養士」という職種を見つけて、人のためになる職業だと思い
 目指しました。

2.業務内容
 ①入院患者さんの栄養管理
  スクリーニングを行い、介入、指導を行います。
  栄養カンファレンスに参加し、病棟で多職種と共有します。
 ②外来栄養指導
  対象は糖尿病、心臓病をお持ちの方や、胃や腸などの
  外科手術をした方が多いです。

3.心に残っているエピソード
 大学を卒業して、(現在とは異なる)病院に就職した1年目の時に、
 耳鼻咽喉科で化学療法を行っている患者さんを担当しました。
 始めは治療が順調に進んでいましたが、じきに腫瘍の治療が困難になり、
 ご本人に食べたい気持ちはあっても、それに応えられず
 怒らせてしまったり、意思の疎通をとることができませんでした。
 次第に口から摂取できず、PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)から
 栄養輸液を投与することになりました。
 自分の力量不足を感じ、印象に残っている患者さんです。
 現在は、患者さんに寄り添って、信頼関係をつくることを大切にしています。

4.やりがいを感じるとき
 食事に関して、入院患者さんに聞き取りを行い、
 患者さん意見を伺いながら、食事療法に理解をしていただいて
 食べてもらえるようになった時にやりがいを感じます。

 当院では比較的、補助食品のバリエーションが豊富なので、
 ST(言語聴覚士)さんと相談をしながら、食べられるものは提供しています。

5.管理栄養士として今後やりたいこと
 自分が「食」に関する情報を提供することで、
 患者さんそれぞれのライフバランスに合わせて、
 患者さんが、自分で考えて適切な食生活を送れるようになる人を
 増やしていきたいと思っています。

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楡井様、ありがとうございました。

病院で管理栄養士として働くことは、
「大変なこともあるけど、それも含めて『やりがい』」であると
お話いただき、こちらもパワーをいただきました。

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