横浜石心会病院様

本日は、横浜市鶴見区にございます
横浜石心会病院の管理栄養士 山本 良様をご紹介いたします。

こちらは、石心会グループで、旧「さいわい鶴見病院」です。
現在は、60床で「管理栄養士」は1名体制で勤務していらっしゃいます。
ここからは、インタビュー形式で山本様をご紹介いたします。

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1.管理栄養士を目指したきっかけ
 「生物」の授業が好きだったことや、祖母が糖尿病だったので
 「栄養」に興味があったことがきっかけです。

2.業務内容
 ①栄養管理
  患者さんは「整形」の手術を行い、入院する方が多いことが特徴です。
  糖尿病などの生活習慣病や、肥満、低栄養の方も多いです。

  4つ(糖尿病チーム、嚥下チーム、褥瘡チーム、在宅支援チーム)の
  栄養管理に参加し、他職種と一緒に取り組んでいます。

 ②給食管理
  給食は調理法を「クックチル※1」を用いて、委託業者が行っています。

3.やりがいを感じるとき
 当院では退院後も外来で、患者さんに会う機会があるため、
 お陰様で、「検査値が良くなりました」
「体重が増えました・減りました」
「ご飯を食べられるようになりました」などと栄養指導の御礼を
 言われた時にやりがいを感じます。

 また、他職種とコミュニケーションをとり、
 話し合って決めたことを実践し、
 患者さんが良くなるなど結果が出た時も嬉しく思います。

4.管理栄養士として今後やりたいこと
 診療報酬を先読みして、栄養科の体制を準備して整えていくことです。
 また、「子供食堂」にボランティアとして参加したいと思っています。

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山本様、ありがとうございました。

私は神奈川県内の病院を訪問していて、
栄養科に管理栄養士が数人、多い所では約30名の管理栄養士が
いるところもありますが、「1名」というところも、
まだまだ見受けられます。

現在、山本様は1名体制ですが、
「神奈川県栄養士会」や「神奈川東部地域連携栄養士会」での活動や、
神奈川県立保健福祉大学の「実践教育センター」で一緒に学んだ
たくさんの管理栄養士さんたちに、いつでも連絡が取れるので
「1名でも困ることはない」とおっしゃっていたことが印象的でした。

管理栄養士の仲間がたくさんいると心強いと感銘を受けました。

※1 「クックチル」
  調理後90分以内に中心温度を3℃以下まで
  急速冷却することで菌の繁殖を抑え、衛生的かつ美味しい食事を
  提供できる調理方法です。

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下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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