座間総合病院様

第38回は、座間総合病院の管理栄養士 鹿居 小街様を
ご紹介いたします。

鹿居様は今年の4月に新卒で入職されました。

ここからは、鹿居様をインタビュー形式でご紹介いたします。
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1.管理栄養士を目指したきっかけ
 陸上競技をしていたのでスポーツ栄養に興味がありました。
 また、祖母が腎臓を患っていたので、母が仕事をしながら
 食事の準備をしている姿を見て、自分も役に立てればと
 栄養学を学びたいと思いました。
 学生の時に、病院へ実習に行ってみてとても面白いと感じ、
 管理栄養士の資格を最も活かせるのは病院だと思い、
 病院に就職を決めました。

2.業務内容
 回復期リハビリテーション病棟を専任で受け持っています。
 
 朝の病棟回診後に、新しい入院患者さんの情報収集や初回訪問を
 行っています。
 患者さんにアレルギーの有無や食欲、義歯の聞き取りを行ったり、
 身長・体重・握力、四肢骨格筋量とよく相関することが知られている
 下腿周囲長を測定します。
 その他に既往歴や薬歴、検査値など様々な患者様の状態を総合的にみて
 「栄養管理計画書」を作成します。
 
 お昼には患者さんの事前に喫食量の確認をして、注目点を見つけて
 ミールラウンド(患者さんの食事摂取状況を見て回る)をします。
 昼食を見て回りながら、例えば喫食量が落ちている方は
 「お粥の方が食べやすいですか」などと聞き取りや
 時には補助食品をつける提案などをして改善策を考えます。

 また、外来の栄養指導を週に2回(午前・午後)担当しています。

3.仕事のやりがいを感じる瞬間
 他職種と協力する中で、患者さんの喫食量が上がると嬉しいです。

 「この病院の給食は本当に美味しい。ありがとう。」と
 患者さんが握手をしてくれた時も嬉しかったです。

 また、イレギュラーな対応も一人でやりきれた時に
 達成感を感じます。
 もちろんまだ上司や先輩に確認してから行動をしますが、
 少しずつ一人でできることが増えてきました。
 上司も先輩も優しく丁寧に相談にのってくれるので
 とても心強く、安心して仕事ができます。

4.管理栄養士として今後やりたいこと

 知識や状態の把握・視野の広さにおいて
 自分の力不足を感じるので、業務に余裕をもたせて
 自己学習や勉強会にも参加をしていきたいです。

 また、病棟の多職種の方とコミュニケーションをとって
 情報共有の幅を広げられるよう、自分から積極的に
 声を掛けていきたいです。
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 鹿居様、ありがとうございました。
 
 フレッシュで、今の職場環境に感謝の気持ちを持ちながら
 向上心に満ち溢れていていました。
 実習先の病院で、数週間実際に管理栄養士の仕事を見て
 面白さを感じられて、就職先を病院に決めた点にも感銘を受けました。
 実習先だった病院の管理栄養士さんも、きっと嬉しいと思います。

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下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
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