東戸塚記念病院様

第19回は、東戸塚記念病院
管理栄養士 濁川みなみ様を
インタビュー形式でご紹介いたします。

————————————————————————-

1.管理栄養士を目指したきっかけ
 両親から「手に職をつけたほうが良い」とのアドバイスがあり、
 国家資格で食事に関われる仕事であり、食べることが好きなので、
 管理栄養士を目指し始めました。

 また、祖母が糖尿病でしたが、
 80歳を過ぎてもインスリンや薬なしで
 病院の栄養士さんと相談しながら、
 食事だけでコントロールをしている姿を見て
 ますます管理栄養士になりたい思いが強くなりました。

2.業務内容
 ①病棟(消化器外科、脳神経外科)
  消化器外科は、ガンなどで胃や大腸の手術後、
  不安定になりがちな患者様の心のケアも含めて、
  大変ですがやりがいがあります。

  脳神経外科は、嚥下機能が落ちている方もいるので
  言語聴覚士さんと連携をとりながら、
  食形態を決めて調整をしています。

 ②外来栄養指導
  退院後のフォローなどもしています。
  糖尿病の方の栄養指導が多いです。

 ③NST( Nutrition Support Team )栄養サポートチーム
  患者さんに最適な栄養療法を提供することを目的とした、
  多職種により構成された医療チームとして栄養管理を行っています。

3.栄養科の特徴
 当院の外来の栄養指導では、管理栄養士1名が
 同じ患者さんをずっと担当するので、経過が見れて
 信頼関係を構築しながら栄養指導ができるところが良いです。

4.管理栄養士として今後やりたいこと
 4月に「糖尿病療養指導士」の資格を取得したので、
 活かして栄養指導をしていきたいです。
 外来の栄養指導も、病棟の患者さんの栄養管理でも
 糖尿病をもっている方が多いので、
 「糖尿病透析予防」に力を入れていきたいです。

——————————————————————-

濁川様、ありがとうございました。

「糖尿病療養指導士」の資格を取得するためには、
看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の
いずれかの資格を有していること、
「過去10年以内に2年以上継続して勤務し
糖尿病患者の療養指導業務に従事した方で、
かつこの間に通算1,000時間以上糖尿病患者の
療養指導を行ったこと」など受験資格の規定があります。
マークシート式の試験問題や
自験例(糖尿病療養指導自験例の記録10症例)提出もあり、
難易度の高い資格となっています。

通常業務の合間をぬって、
コツコツと努力を重ねて資格を取得されたのですね。

透析に至る患者さんを減らすために、
予防管理指導に力を入れている管理栄養士さんが身近にいると
患者さんも嬉しいと思います。

「ミールタイム」ではオペレーターは全員管理栄養士・栄養士です。
お客様の数値改善や維持、透析にならないよう
お食事の提供と、電話による栄養相談を行っております。
こちらは全国どちらからでもご利用いただけます。

————————————————————————
下記ブログもよろしくお願い申し上げます。
赤羽ではたらく栄養士たちの日記
大阪で働く栄養士の医療機関紹介ブログ
AKABANE TECH BLOG
————————————————————————