伊勢原協同病院様

第11回は、JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院
管理栄養士 柳田 奈央子様をご紹介いたします。

伊勢原協同病院様は、伊勢崎市と周辺の地域医療の中核を担い、
「一人は万人のために、万人は一人のために」という
協同組合の精神に基づき
「患者さんにやさしい病院」であることを基本理念としています。

ここからは、柳田様をインタビュー形式でご紹介いたします。

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Q1.管理栄養士を目指した理由
 人に喜んでもらえる資格を持ちたいと思い、
 「管理栄養士」を目指しました。

Q2.業務内容
 NST(Nutrition Support Team, 栄養サポートチーム)の
 専任をしています。
 また、毎月管理栄養士4名が交代で
 病院ホームページの「健康レシピ」を
 4メニューほど作成し更新しています。
 JAさんの「農業新聞」にも掲載しています。

 栄養室のホームページも力を入れており、
 栄養に関する情報や伊勢原協同病院で
 実際に患者さんにお出ししている「糖尿病食メニュー」の献立を
 1日3食、28日分を公開していますので、
 是非参考にしてみてください。

Q3.栄養室の特徴
 地産地消に取り組み、毎日地元農家より直接配達してもらい、
 新鮮な野菜をより安く仕入れ、
 季節感のある食事の提供を心がけています。

 また、歯の悪い方や嚥下機能が低下した方などの「嚥下食」では
 「刻み食」や「ミキサー食」を設けず、
 見栄えが良くなるよう、手作りで
 型のあるムース食やソフト食を提供しています。

Q4.ミールタイムの良いところ・ご要望
 一人暮らしの患者様が増えてきたので、
 宅配食として充実しているミールタイムは紹介しやすいです。

 特に「やわらかい食事」を必要としている人が増えてきたので
 「MTやわらか食」はありがたいです。
 今後、学会分類で「4」などと表示していただけると、
 もっと紹介しやすいです。
 もう少しやわらかい食事もあると、ありがたいです。 

Q5.管理栄養士として今後やりたいこと
 がん病態栄養専門管理栄養士として
 がん患者様で食事を食べられない方、
 栄養状態の良くない方に適切な栄養管理を行いたいです。

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柳田様、ありがとうございました。

嚥下食では、「ミキサー食」はべたつきがあり不着性も良くなく、
「刻み食」は口の中でばらばらになり誤嚥の原因になるので
「ムース食」や「ソフト食」として、
見た目も綺麗に整えて、提供しているそうです。

写真のような、手作りでとても綺麗な「ムース食」や「ソフト食」は
患者様の喫食量も増えそうですね。

ミールタイムでも、「MTやわらか食」を
もっと多くの方に喜んでいただけるように
尽力してまいります。

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