医療機関訪問で学んだこと

先日、中野区にございます
「新渡戸記念中野総合病院様」に訪問させていただき、
管理栄養士の中島幸美様にお話をお伺いいたしました。
お忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

栄養指導で心がけていらっしゃることは、
「患者様の心情をくみ取り、患者様に合わせたご提案をする」
ことだと語られておりました。
患者様のご疾患に対する気持ちを感じ取り、
食事を変えた方が良いと気付いていただけるよう、
前向きにお伝えしているとお話されていました。

患者様に合わせたご提案に関しては、生活環境をヒアリングし、
実行できるような食生活を提案しており、例えば
・糖尿病をお持ちで野菜不足の方に、簡単な調理が可能な方
 でしたら、鍋に野菜を入れてスープにして召し上がると
 加熱することで野菜のカサが減り、効率良く野菜が摂れる
・腎臓病をお持ちの方に、たんぱく質の量を減らしてほしい時に
 牛乳の飲む量をコップ1杯から1/2杯に減らす
等、具体的な提案をしているとお伺いしました。
「食事は毎日続くことなので、楽しく美味しく
続けて感じていただきたい」という言葉が印象に残りました。
私もお客様が無理をしない範囲で、続けられる食事療法を
提案していこうと改めて学ばさせていただきました。

最後に、栄養指導の際に患者様から
「これから教えてもらったことをやってみるね」
「栄養指導に来てよかった!」
とお声をいただくことに、やりがいを感じるとお話されていました。

引き続き、「ミールタイム」で医療機関様からの食事指示に合わせ、
お客様が無理なく続けられる、楽しい食生活の提案をし、
ご自宅の食事療法をサポートしてまいります。