栄養相談の一例

本日はミールタイムの栄養士がお電話で行っている
栄養相談の一例をご紹介いたします。

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Q:病院で腎機能の低下を指摘されて
低たんぱく食を始めたはいいものの、
どんどん体重が減っている……
このままで大丈夫?

A:油や砂糖でエネルギーを補いましょう!

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甘いものや油もので、
お好きだけど我慢しているものはありませんか?と尋ねると、
アイス…蕎麦屋の天ぷら…など教えてくださる方が多いです。

ほかに合併症があれば要相談ですが、
腎臓病だけなら糖質や脂質は制限が無いので
食べても差し支えないですと伝えると
皆様とても驚かれます。

我慢していた好物を解禁して
体重が戻せるなら、願ってもない解決法ですよね。


ほか、毎日の食事ですこしずつエネルギーをとる
コツは以下のようなものがあります。

・朝はパン派。
→バターやジャムを塗ってエネルギーアップ!

・カリウム制限があるので、
茹でこぼした温野菜を食べている。
→マヨネーズやごま油、オリーブオイルをかけて
エネルギーアップ!
油の風味で、減塩でも食が進みます。

・たんぱく質制限があると、
肉も魚も少ししか食べられない・・・
→炒め物より揚げ物で、
衣のぶんエネルギー&食べ応え&見栄えアップ!

友人と喫茶店に行くけれど、
カリウム制限をしているのでコーヒーは控えている。
→砂糖入りの紅茶やメロンソーダで、
楽しくエネルギーアップ!

糖尿病を合併していて糖質は増やせない方や
油の風味が苦手な方には
「MCTオイル」の活用をおすすめいたします。

最近スーパーで手に入るようになったMCTオイルですが、
端的に申すと「普通の油より早くエネルギーになり、
内臓脂肪がつきにくい油」です
昔から医療の現場で腎疾患の方へ使われてきたものですので
安心してご利用いただけます。

ほぼ無味無臭なので、
ご飯や飲み物にかけて違和感なくお召し上がりいただけます。

今回ご紹介したのはあくまで一例で、
ブログをご覧くださっている
全員に当てはまるアドバイスではございません。

お一人お一人の状況をヒアリングして
その方の生活状況に合わせた解決策を考えますので、
ぜひお電話お待ちしております。

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