食事療法を継続するコツとは

食事療法で一番大切で一番大変なのが
「継続すること」です。

改善したい項目にもよりますが、
食生活によって体の中を変えていくには
数ヶ月~数年かかります。

また、一時的に体重や血液検査の数値が目標範囲に達したとしても、
食生活が元に戻れば数値も元に戻ってしまいます。

基本的に、食事療法とは一生のお付き合いになります。

食事制限をやめずに継続していくために
ミールタイムの栄養士からお客様へ提案していることを
3点ご紹介いたします。


①これだけは譲れない、という価値観を守る
「たんぱく質制限があるけれど、
米どころで生まれ育って地元のお米を食べてきたから、
たんぱく質調整米は食べたくない」
「お酒をやめるくらいなら死んだほうがいい」
など、食事療法の定石とその方の価値観が相反してしまう瞬間があります。

食事療法に我慢がつきものとはいえ、
その方にとって一番大切な価値観を曲げるのは、
あまりにもつらいことです。

それが原因で食事療法を完全にやめてしまう前に、
一人ひとりに合わせた妥協点を一緒に探したいと考えています。

たんぱく質制限の方なら
地元のお米を食べ続けていただき、
そのぶんおかずは低たんぱく食を召し上がっていただく、

お酒を辞めたくない方なら、
お酒と同量のお水を飲む、休肝日を設ける、
〇杯目以降はノンアルコールと
断酒ではなく段階的な弱アルコールを目指すなど、
ご提案をしております。

②定期的に栄養士と相談し、制限を見直す

真剣に食事制限を守るあまり、
食事を減らしすぎてしまっている方もいらっしゃいます。

食事療法があっても、
食事が体を作るという点は変わりありません。
過剰な制限は精神的につらいだけでなく、
体力の低下を招く場合があります。
高齢の方に関しては、要支援や要介護度が上がってしまう
リスクがあります。

栄養士と相談して
「これくらいは食べても大丈夫」という範囲を再確認すると
安全に食べられるものが増える可能性があります。

お客様からも「もっと早く相談すればよかった!」と
お声をいただくことがあります。


③「やめる」ではなく「置き換える」

ミールタイムでは、
ヘルシー食のスイーツ
低たんぱくの炒飯、ラーメンなどをご用意しております。

糖尿病に和菓子、慢性腎臓病にラーメンなど
食事療法中の方は諦めがちな料理に
あえて挑戦しておりますので、
ぜひ日々のご褒美にご活用くださいませ。

食事療法に関するご相談を
お電話にてお待ちしております。

ミールタイムの栄養士にぜひお聞かせください。

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