脂質異常症の食事管理

2025年6月26日（木） 18:00

　
今回は、脂質異常症の食事ポイントをご紹介いたします。

①脂質の質に気を付ける
LDLコレステロール値は、肉類の脂肪分のとり過ぎで上昇します。
お肉は脂身の少ない部位で選びましょう。
ベーコンやソーセージなどお肉の加工品も注意が必要です。

また、バターや生クリームラードなども動物性脂質に該当します。
料理の際は、植物油やオリーブオイルなどに置き換えましょう。
ただし、油を使う際にも注意が必要です。
油は種類に関係なく、どれも1ｇで9kcalあります。
大さじ1杯使えば、約111kcalにもなるため、
使い過ぎないように注意しましょう！

②野菜を積極的にとる
野菜やきのこ類、海藻類に含まれる食物繊維は、
コレステロールの吸収を緩やかにする働きがあります。
サラダとして食べたり、和え物や具沢山のスープなどにして
ぜひ積極的に取り入れましょう！

③糖質・飲酒量を控える
お菓子や甘い飲料は糖質が多く含まれるため、
摂り過ぎてしまうと中性脂肪を上昇させます。
お菓子や甘い飲み物の常飲は控えましょう。

多量の飲酒は中性脂肪を上昇させます。
1日平均純アルコールで約20ｇ程度が適量です。
下記を目安に節度ある適度な飲酒を心がけましょう。
◆ビール中瓶　1本　500ml
◆日本酒　　　 1合　180ml
◆ウイスキーダブル　1杯　60ml
◆焼酎25度　グラス1/2杯　100ml
◆ワイン　グラス2杯弱　200ml
◆チューハイ7％　1缶　350ml

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