透析治療について勉強会を実施しました！

2024年12月24日（火） 18:00

弊社では、食品メーカー様や外部講師の先生をお招きし、
不定期で勉強会を開催しております。
先日は株式会社ヴァンティブ様にご来社いただき、
腹膜透析について貴重なご講演を賜りました。

腎臓は血液の老廃物のろ過、体内の水分量調節、ホルモンの分泌など
健康に生活する上で重要な役割を担っています。
現在、国内では2,000万人、成人の5人に1人が慢性腎臓病を患っていると言われています。
腎臓の機能は、加齢とともに低下しますが、
早期に発見し、適切に治療をすれば腎機能の低下を遅らせることができます。

慢性腎臓病が進行すると、GFRという腎機能を表す数値が低下します。
GFRの値が15ml/分/1.73㎡より低くなると、
末期腎不全と診断され、腎代替療法が必要になります。

腎代替療法には人工透析、もしくは腎移植があります。
人工透析の多くは血液透析が主で、
腹膜透析は一般的にあまり認知されていないのが現状です。

腹膜透析は、患者様自身が自宅で行うことができます。
自宅で夜間の睡眠中に機械で行うAPDと
1日数回行うCAPDという2種類があり、
ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

ライフスタイルに合わせて、治療前の日常を大きく変えずに
治療できることから患者満足度が高いことが
調査で分かっています。

血液透析、腹膜透析それぞれにメリット、デメリットがあるため、
自分に合った治療を見つけることが大切だと感じました。

ヴァンティブ様が開設した、「透析ドットコム」という
病院検索サイトがあります。
自分自身がどんなライフスタイルを送りたいかという
観点を大切にしながら、全ての治療法の中から
最適な選択肢について相談できる地域の病院を
探すことができます。
ミールタイムカタログ2024冬号75ページにも
掲載がありますのでぜひご覧ください。