練馬総合病院様訪問

2024年6月14日（金） 18:00

先日、練馬区にある「練馬総合病院様」へご訪問させていただき、
管理栄養士の北島絵理佳様とお話しさせていただきました。

練馬総合病院様は糖尿病の専門医が多くいらっしゃるため、
外来栄養指導は糖尿病の件数が圧倒的に多いそうです。
その次に多いのが減塩の指導で、外来や退院時どのように減塩
指導されているのかお伺いいたしました。

普段から味が濃いもの食べていると、入院時は徹底的に塩分を
管理しているため味が薄いと感じる方は多くいらっしゃいます。
退院後は自炊ができる方なら、酸味や辛味を取り入れながら
まずは1か月減塩生活に慣れましょう、
味にメリハリをつけてぼんやりしないように
味付けを工夫しましょうとお話しされているとのことでした。

具体的には、自炊が難しく食事を購入することが多い方には、
野菜は自分で用意し、味をつけずに惣菜と一緒に食べる、
ソースやしょうゆは「かけず」に「つける」、
ドレッシングも少なめにとアドバイスされているそうです。

また、病院食では「地中海式健康和食」の提供を行っております。
地中海式とは心血管疾患や糖尿病、癌等の予防になることが
知られており、全粒の穀物、緑黄色野菜、果物、豆類、ナッツ、
きのこ類や、魚介類が多く、油はオリーブオイル主体
といった点が特徴だそうです。その概念を和食に
取り入れ、「地中海式健康和食」として提供されています。

マグネシウムの豊富な食材も使用しており、
ミールタイムのパワーアップ食の「マグネシウム補給」に
興味を持っていただきました。1食あたりマグネシウムが
160mg以上とれるため、生活習慣病予防に
ぜひ多くの患者様に取り入れていただきたいです。