春日クリニック様

先日、東京都文京区にある春日クリニック様をご訪問させていただき
管理栄養士の二階堂マリ子様にお話を伺いました。

春日クリニック様は人間ドックや特定健診を行っている施設様で、
栄養指導では特定健診の保健指導を中心に行っているそうです。
中でも特定健診の保健指導においては、
ステージに合わせた指導を意識されているとお話いただきました。

人が行動を変えるには下記の5つのステージを通ると考えられています。
「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」
指導時に無関心期の方に対して理想ばかり伝えても
行動を変えるつもりがないため、
なかなか次のステージに進めることが出来ません。
そこで、まずは意識を高めていただくためにも
行動を変えるためのメリットを理解してもらい、
さらにはこのままではまずいと思わせることが重要です。

また、指導対象になった時点で
気持ちが落ち込んでいる方もいらっしゃるため、
出来る限りポジティブな声掛けを行っていると仰っていました。

良くないこと、出来ていないことを指摘するのは簡単ですが、
その方にしっかりと行動や意識を変えていただくために
どのように伝えたら良いかを考えて指導をされており、
私も見習っていきたいと感じました。

またもう一つ、指導において工夫されていることとして、
認識を共通にするということでした。

ビール1杯と言ってもグラ久かジョッキかによっても量が大きく異なります。
そのためフードモデルや写真、クリニック様で作成したマグネットを用いて
お話をされているそうです。

指導対象者が視覚的に食べているものを把握し、
改善するには何を選択したら良いのか
ホワイトボードにマグネットを貼りながら説明していきます。

写真は実際に使われているボードで、
1食の中で主食、主菜、副菜の3つがそろうように
どのように組み合わせたら良いかをお話されるそうです。

ミールタイムのコンテンツページでもお皿に盛った写真を掲載することで、
秤がなくても、ひと目でわかるようにしています。
お話を伺いながら、改めてその重要性を感じました。
ぜひ指導時にミールタイムをご活用いただける
現場の声を活かし、カタログ作成に反映していきたいと思います。

最後になりますが、この場を借りて
お忙しい中ご対応いただいた春日クリニックの二階堂様に御礼申し上げます。

引き続き、医療機関の皆様の少しでもお力になれるよう
そしてお客様の健康に貢献できるよう、精一杯努めて参ります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

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