スクラムライクな開発体制で働く!私たちの1週間の流れとは?

こんにちは。デザインシステム室の濱口です。今回は、私たちの開発チームがどのように働いているのか、その開発体制や1週間の流れについてご紹介します。

この記事を書く理由

当社では、より良い開発環境を整えるために、開発体制の見直しとエンジニアの採用を強化しています。特に、「属人化の防止」や「急な仕様変更への対応力強化」を目的に、柔軟な開発プロセスを導入しました。この記事を通じて、当社の働き方やチームの雰囲気を知っていただき、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

私たちの開発体制について

スクラムライクな開発とは?

私たちは、スクラム開発をベースにしつつ、より柔軟な運用するために「スクラムライク」な開発体制を採用しています。

スクラム開発とは?

スクラム開発は、ラグビーの「スクラム」に由来するアジャイル開発手法の一つです。チームで協力しながら短いスパンで開発を進め、定期的な振り返りと改善を行います。

通常のスクラムでは、

  • プロダクトオーナー(要件定義や優先順位の決定)
  • スクラムマスター(プロセスの管理)
  • 開発チーム(実装を担当)

といった役割を持つことが一般的です。

スクラムライクとは?

スクラムの理論に忠実に従うのではなく、チームに合った形でスクラムの一部取り入れ、柔軟に運用しています。組織のルールや開発速度に合わせつつ、変化に対応できる開発体制を整えています。

  • 柔軟な開発プロセス:チームの状況や案件に応じてプロセスを調整。
  • 情報共有の重視:属人化を防ぐために、各自のタスクや課題を定期的に共有。
  • チームの自律性:開発メンバーが主体的に考え、行動できる環境を整備。

これにより、急な仕様変更にも柔軟に対応しつつ、チーム全体の生産性を向上させることを目指しています。


1週間の流れ

私たちの開発チームの1週間の流れを紹介します。

月曜日:タスクの確認と開発着手

新しいタスクを確認し、開発に着手します。

  • 先週の進捗や課題を振り返り、優先度を再確認。
  • その後、担当のタスクに着手。

火曜日:本番環境への反映

前週に完了した修正や新機能を本番環境へ反映する日です。

  • リリース作業:チームで協力しながら、安全にデプロイ。
  • リリース後の確認:予期せぬ不具合がないかをチェック。
  • 期日指定の案件がある場合は、それに合わせてリリース。

水曜日:進捗確認&課題共有

開発を進める中で、どこかで問題が発生することは珍しくありません。

  • 各自が進捗状況を共有し、課題があれば相談。
  • チームメンバーや他部署と協力して、問題解決を進める。
  • 必要に応じて、タスクの優先順位を調整。

木曜日:ステークホルダーへの報告・確認

開発した機能や修正が、要件を満たしているかを確認する日です。

  • ステークホルダーへ進捗を報告。
  • 実際に動作を確認してもらい、フィードバックを受け取る。
  • 必要があれば修正し、次の工程へ進める。

金曜日:コードレビュー&棚卸し

週の終わりには、コードレビューと次週の準備を行います。

  • コードレビュー:チームメンバー同士でコードを確認し、品質向上を図る。
  • 次週の案件の割り振り:翌週のタスクを決定し、スムーズに作業を始められるようにする。
  • 1週間の振り返り:良かった点や改善点を話し合い、次に活かす。

開発環境とチーム文化

開発環境

私たちのチームでは、最適なツールや環境を選定し、効率的に開発を進めています。

チームの特徴

  • 互いに尊重し、協力し合う文化
  • 新しい技術を積極的に学ぶ姿勢
  • 1on1ミーティングを導入し、個々の成長を支援
  • エンジニアのキャリアプランや技術の希望を考慮したタスクアサイン

まとめ

私たちの開発チームでは、スクラムライクな開発体制を取り入れ、柔軟で効率的な働き方を実践しています。エンジニア一人ひとりが主体的に考え、情報共有を大切にすることで、チーム全体の成長を目指しています。

さいごに

現在デザイン・システム室では、新しいメンバーを募集しています。少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください✨💻
皆様からのご応募、心よりお待ちしております。

参考資料
https://tech-stock.com/magazine/features-and-merits-of-scrum-which-is-a-methodology-of-agile-development/