現場で使っている生成AI活用術
- 最終更新日: 2024年6月14日(金)
- 公開日: 2024年6月12日(水)
こんにちは。デザイン・システム室の坂井です。
早速ですが、皆さんは生成AIを使っていますか。
上手く生成AIを使えば作業効率を上げられるのですが、間違った答えが返ってくることもよくあります。
しかしその中でも、AIによる答えの精度が高く、特に効率が上がって良かった使い方を紹介します!
※なお、全て無料版です
①ライブラリの活用法調べ
ライブラリを扱う際には、公式のドキュメントを読む必要がありますが、
下記の様に具体的にしたい事を聞けばコードを教えてくれます!
公式で探して読むよりも早く出来ることが多いです✨
↓ChatGPTでの実例
※便利ですが間違っている可能性もあるので、
ドキュメントで確認くらいはしておいた方が無難です。
ちなみに上記の答えは
const { ja } = require('date-fns/locale');
が抜けていました。そういうことが稀にあるので、結局公式が正義な事を忘れずに!
②ファイル名や変数名の候補作成
エンジニアは何かと命名することが多いと思いますが、
安易な命名は独りよがりな名前になりがちです。
これもAIにやってもらいましょう😎
↓
上記の様に候補を挙げてもらい、その中からメンバーと話し合ったりして決めると
分かりやすい命名に出来ます!
③リファクタリング
多くの方がやられていると思われますが、
リファクタリングも優秀です。
自分の思い付かない記法を使ってくれる事もあって、いい感じに修正してくれます🥹
↓
【生成AIの使い分け】
私はよくChatGPTとgoogleのGeminiの2種類を使っています。
使い分けの基準はこちらになります。
・昔からある技術はChatGPTが優秀
正規表現やCSSだったり、
変化の激しいフロントよりは、比較的変化の緩やかなバックエンドに関することを調べた方が正確な返答が多いです。
・変化の激しいフロントエンドなどの新しい技術はGeminiなど別の生成AIでやるのがオススメ!
なお、情報の新しさについては2024/6/7時点で、
このように当日の情報までアクセスしているそうです。
ちなみにChatGPTは…
この様に新しい情報は対応できません😢
(一方で、過去の情報については精度高いです)
おまけ
こんな感じで面白く説明を求めることも出来ます笑
現在デザイン・システム室では、新しいメンバーを募集しています。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
皆様からのご応募、心よりお待ちしております。